レンタルオフィスの仕組み
何か事業を始めようと思ったら、まずはオフィスという従業員の作業スペースが必要です。また、顧客からの電話対応なども、オフィスという住所のある場所がないとできません。近年は自宅でビジネスを始める人も多くなったとはいえ、中規模以上の事業であれば、オフィスは必要不可欠です。ただ、ビルなどを借りる場合、賃貸借契約という形になり、コストが高くなります。そこで、そういった事務所を借りるイニシャルコストを下げるために考え出されたサービスが、レンタルオフィスです。これは貸し事務所の総称と言い換えても良いです。レンタルオフィスは、イス・机・仕事場所・IT環境、などを備えたものを貸してもらえます。その場所ですぐに事業始められる環境を貸し出してくれるということです。このレンタルオフィスは、期間で借りるという仕組みが一般的です。いわゆる月極契約で、東京には約100ヶ所存在していると言われています。かかる費用に関しては、サービスの内容や建物のグレードによって上から下まであります。貸し出す器物も、机だけや、会議室まで貸してくれるなど、色々な形態があります。また、開業当時に必要になる会社の登記に、レンタルオフィスの住所を使うことも可能です。なので、起業した人がレンタルオフィスを使って、事業を拡大させていくということも増えているようです。このレンタルオフィスへの入居には、税務署への開業届を出さないといけないということは注意です。